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キイロムシクイ・五月雨の冒険 [Livly!!]

なんだかふと思い立ったお話を書いてみただけ。

俺サマの名前は五月雨、キイロムシクイだ。
ザベルちゃんという可愛いリヴリーのボディーガードをしている。
腕は一流、でも見習い…って感じで、まぁ…ともかく日夜戦っている。
今日も今日とてザベル島の平和を守るべく、同じくボディーガードを
している兄貴・時雨の元に今向かっている途中だ。
ボディーガードは24時間戦うんだけど、俺サマはちょっと半人前だから
夜の間は…その…寝ないといけなくてだな。
でもほら、しっかり睡眠とったし!今日もフルパワーで仕事できるって話で。


それにしても…今日は何だかおかしいな。
いつもなら、結構散歩中のリヴリー達に出会うというのに。
今日は一度も、まだ誰とも出会っていない。
…さては。みんな寝坊助なんだな。きっとまだ寝ているんだろう。
そう気を取りなして、俺サマは兄貴の元へ急ぐ。


「おーい!兄貴!!」
元気よく手を振る俺サマ。すると兄貴は深刻な顔をして俺を見た。
「なんだよ兄貴。辛気くさい顔して…」
「五月雨。落ち着いて聞いてくれ。」
「俺サマはいつも冷静だゼ★(ΦωΦ)」
俺サマは親指を立て、キラリと歯が光る。
自慢じゃないけど、俺サマは虫歯1本も無いんだぜ。
そんな俺サマを見て、ふっと息をつく兄貴。そして…。
とんでもない言葉が聞こえた。

「実はリヴリー世界が崩壊して、リヴリー達が次々に消息を絶って…」

いきなり冷静に話し始めた兄貴だが、内容がちょっとアレすぎる。
これには俺サマも驚いたってもんだ。
「ちょちょちょちょ!!!!ちょっとまって、いくらなんでも落ち着けない話じゃねぇか!?」
「ザベルちゃんも含めて、リヴリーは衰退したんだ。」
「いきなりすぎんだろっ!?ボディーガードしてたんじゃないのかよ、兄貴。」
「本当に急な事だったんだ。」
深刻な顔を崩さない兄貴。
きっと兄貴にとっても突然で、手の打ちようが無かったんだ。

「ほ・ほかの…氷雨とかはどうしたんだよ。」
氷雨ってのはボディーガードの頭…っつーかリーダー的存在だ。
普段はおちゃらけて頼りになるかわかんねぇ男だけど、
ここ一番って時には実はすげぇ頼りになるリーダーだ。
「今、調査に行ってる。なんせ俺たちムシクイくらいしかこの世界にいないからな。」
それもそうか。氷雨だって大好きなザベルちゃんごといねぇんだもん。
穏やかじゃいらんないよな。
「よし。俺サマもこうしちゃいられねぇ。探してくる!!!」
「あ、五月雨っ!!!」
いてもたってもいられないとはこのことだ。
俺サマは兄貴の制止も無視して、ザベルちゃんを捜しまくった。


探せる場所はどこだって探した。
普段リヴリー達で賑わう場所も、地下も、空に近いタワーの上だって探した。
でもいない。
「す・衰退どころじゃねぇよコレ。全滅レベルじゃんか…」
もう夕日が水平線上に沈みかけてる。
一体何があったっていうんだよ。俺サマがちょっと寝てる間に何が。
悔しさで目の前がぼやけてくる。いや、泣かないけども!俺サマ男だからな。
ほんのちょっと目玉に水分が多く潤ってるだけで、泣いてないんだけども!!
そんな俺サマの背後で何かが動く気配がした。

「誰だ?ザベルちゃんか!?」
淡い期待を抱いて振り向く。
だってザベルちゃんは不老不死のヴァンパイアだもんさ。
衰退だろうが全滅だろうが、ザベルちゃんがいなくなるなんてネェもん、絶対。
しかし、そんな俺の思いは空しく…
「もう、一度帰ろう。五月雨、お前も疲れただろう。」
兄貴だ。そこに立っていたのは兄貴で、兄貴も大事だけど…ザベルちゃんじゃなかった。
「兄貴、ザベルちゃんも、みんなもいったいどこいっちゃったんだよ…」
ホワイトヴァンパイアだってザベルちゃんと魂を共有した存在だ。
二人は対で、いつだって一緒で、いなくなることなんて考えられない。
普段寝てばっかのヴァレリィも、ちょっとやそっとじゃどうにもならなそうなミョルニルだって…。
みんな、みんな、どこいっちゃったんだ。
俺サマを驚かせようって感じで隠れてるんじゃねぇのか。
ならもう十分驚いたから出てきてくれよ。
『さぷらいず、だいせいこー!!ヽ(*´∀`)ノ』って言ってくれよ、ザベルちゃん!!


どんなに想ったって、誰も出てこない。
途方に暮れる俺サマの肩を抱いて、兄貴は家の方角に歩き出した。
おぼつかない足で、俺サマも歩き出した。
この世界の大半を占める存在・リヴリーが消息を絶って、1日目の出来事だった。



話の導入部を思いついて、まだ起承転結の結が考えついてないんですが
我らがファミリーの心だけ一人前のキイロムシクイ・五月雨が主人公です。
これからどうなっていくのか、それはまだ…私にも分かりませんが★



さて。新たな職場は順風満帆…とは言いませんが、まぁ良い感じです。
仕事も覚えることがたくさんありますが、そこはまぁ頑張るしかないでしょう。
で、結構動き回る仕事なんで、髪がちょっと長いと邪魔なんですよ。
昨日、思い立ったらすぐ行動な性格なので髪を切りに行きました。
夜だったんで美容室じゃなく手軽な1000円カットで。
でも失敗しましたよ。だってね。
「このくらいの髪の長さで切って欲しいんです」って言ったんですよ、私。
参考になりそうな写真を見せてね。そしたらその写真が
ふんわりアレンジされた髪型で、少し内巻き気味のショートボブでね。
そしたらそこの美容師、「あー。でもこれはブローとかで作ってる髪型ですね」って。
いや違うし!!私は『長さ』って言ったんだよ。
『写真の通りに内巻きに』なんて一言も言ってない!!
何度か否定して長さを強調したんだけども、その美容師なんでかその後も
内巻きにこだわってね。思い通りの髪型にはならなかったし、しまいには
『今日一番難しいカットでした』だって。もう美容師やめてしまえ!!Σ(゚Д゚lll)
鏡見たってたいした技術はなんら使ってないカットですよ。
これぐらいなら自分でだって切れるレベルなのに“一番難しい”って。
ちなみに「他の美容室行っても出来ないって言われますよ。俺も苦労した」だって。
携帯でヘアカタログのサイトの写真を見せたんです。
それに載ってるヘアカットにヘアアレンジ、手がけた美容師いるってことだよ?
すごい不器用なお母ちゃんレベルの腕前でなに言い出すんだか。
 3Q CUTには二度と行きません。懲りた。
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